150815 ルース正面今日は、ダイアモンドの4Cの中の2つ目、
カットに関してお伝えしていきますね。

 

このカットは、他のC(カラット、クラリティ、カラー)とは違い、
唯一人の手が入り込む評価基準になるんですね。

 

カットのグレードは、

 

EXCELLENT(エクセレント)
VERYGOOD(ベリーグッド)
GOOD(グッド)
FAIR(フェアー)
POOR(プアー)

 

の5段階で評価していきますね。

 

じゃあ、カットグレードが違うと
何が違うのってあなたは思うかもしれませんね。

 

実はカットグレードが違うと、
輝き感が違ってきます。

 

58面体ラウンドブリリアントカットというのは、

 

1919年、マルセル・トルコフスキーという人が
光の屈折率などの光学的特性に基づいて、
数学の計算上でもっともダイアモンドが
輝く形として導き出した形なんですね。

 

その、ラウンドブリリアントカットのなかでも、
もっともプロポーションがいいのが、
エクセレントになる訳ですが、

 

要は、ダイアモンド内部に入り込んだ光が、
内部で乱反射を繰り返して、
最終的にまたダイアモンドの上部に
光が戻ってきますよということです。

 

ですので、無色透明なダイアモンドが

7色の輝きを放つわけですね。

それが、カットグレードが落ちていくと、
いわゆる光が乱反射できずに、
横や後ろから光が漏れるということに
なる訳ですね。

ですので7色の輝きを
得にくいとうことになる訳です。

 

ちなみに、ハートシェイプ、オーバルカット、
ペアシェイプ、マーキスなどの変形カットを
施したダイアモンドをファンシーカットと呼びますが、

 

このファンシーカットには
カットグレードというのは存在しません。

 

あくまでも、
58面体ラウンドブリリアンカットだけに
カットグレードというのが適用されるんですね。

 

さらに、ピンクダイアモンドなどの
ファンシーカラーダイアモンドと
言われるものにもカットグレードが適用されません。

 

「えっ!?58面ラウンドブリリアントカットが
施されてるのに?」

 

と、思いますよね(笑)

 

これは、イエロー(一部のファンシーイエローは除きます)、
ブラウンを除くカラーダイアモンドは
希少性が非常に高く、

 

原石の歩留まりを重視していきます。

 

ですので、プロポーションよりは重さに重点を置くため、
現在ではカット評価はしないことになっています。

 

ただし、2006年以前はカット評価をしていたんですけどね

 

これは、宝石店の販売員さんも
あまり知らない方が多いと思いますので、
ちょっとした豆知識として覚えておくと

 

「あら?あなたダイアに詳しいわね」

 

って言われると思いますよ。

 

最後に、よく

 

「じゃあ、どのカットグレードの
ダイアモンドを買うのがいいんですか?」

 

って聞かれるのですが、

 

私の個人的な見解ではですね、
どれでもいいと思います(笑)

 

「はあ?」

 

って思いますよね。

 

ただ、先程も言いましたが
ラウンドブリリアントカットというのは
光の特性を数学的に計算して

導き出したカットなので、
要はみんな輝くんです。

 

確かに、エクセレントとプアーでは
私等のようなプロが見れば明らかに、
プロポーションが違って見えますが
一般の方にとってはそんな分からないと思いますよ。

 

ただし、用途によってはカットグレードにまで
こだわってくださいね。

 

婚約指輪や、娘や孫にまで残していきたいと
考えるようなダイアモンドなら
カットにまでこだわったほうが
いいと思います。

 

しかし、日常的に使うファッションの一部で
使うなら自分で見て綺麗なら問題ないと思いますよ(笑